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BIG WEDNESDAY

  • 設立:2013年
  • 従業員:1名
  • 得意分野:野球グラブの製造
野球グラブ「RAG de Lion」を世界で通用するブランドに!

自身の思い描く理想の野球グラブを求めて職人の道へ

 1つ1つを手作業で作り上げた野球グラブのブランド「RAG de Lion」を展開するビッグウェンズデーさんへ伺いました。

 代表の宮川涼さんは、小学校から野球を始め、甲子園を目指す高校球児でした。野球に打ち込んできた中で、もっとこんなグラブがあればいいのにと思うことがあり、また、小さいころからモノ作りが得意であったことから、2010年に野球クラブを製作する会社の門をたたき、そこでグラブ職人としての経験を積みました。その後2013年に地元のへもどり、関ケ原町を拠点として26歳の若さで独立創業を実現させました。

 自身が思い描く理想のグラブを実現するため、ブランド 「RAG de Lion(ラグデリオン)」を立ち上げ、ユーザー要望に合わせて1つ1つ丁寧に縫製して野球グラブを作り上げています。
 創業当初は、ブランドの認知度は低く、なかなか注文が入らない状態が続いていましたが、ブランドの立ち上げを後押ししてくれたパートナー企業と一緒に、地道な営業活動を進める中で、徐々に口コミSNSで認知度が高まり、今では著名なプロ野球選手のグラブをフルオーダーで製作できるまでになりました。現在は年間500個の野球グラブを製造、全国のスポーツ用品店60店舗に宮川さんが作ったグローブが並びます。

RAG de Lion ブランド名に込められた思いとは?

 ブランド名 「RAG de Lion(ラグデリオン)」 の由来は、R=涼(Ryo)A=アフェクト(Affect:感動させる)G=グラブ(Glove) の頭文字と、タンポポの英名であるDandelionです。
自分が製作した野球グラブを通じての感動体験が、タンポポの綿毛のように風に乗って広い世界に広がっていく想いが込められています。

「使ってうまくなるグローブ」で感動を届けたい 

 宮川さんが作る野球グラブの特徴は、他社に比べ狭く作ることでフィット感が高く、使えば使うほど自分の手に馴染んでいくといいます。

 さらに今後、宮川さんが目指しているのは「使ってうまくなるグラブ」です。これは、モノを掴む手の動き、指の向き、関節の動きから逆算したグラブ設計と、本人の要望を聞き取り、使用感に応じたカスタマイズ提案からユーザー一人一人のプレイスタイルに合わせて作り上げるグラブです。例えば、手の形状に合わせた間接位置の調整、指の力加減に対応できるような革の伸縮の調整、捕球面の面積などを調整するなど、30個のグラブパーツを1つ1つ設計していくことで、一人一人に合ったグラブを提案できればと考えています。

 「グラブが単なる道具にとどまることなく、グラブを使う人の技術や自信につながるグラブを作りたい。そして一人でも多くの方へグラブを使用した時の感動が届けられるように今後は情報発信にも力を入れていきたいです」と話す宮川さんからは熱意を感じます。 そんな宮川さんに「この仕事のやりがいは?」と尋ねると「グラブを使ってくれている高校球児たちから、たまにSNSでお礼の言葉が届くことがあります。引退するタイミングで「このグラブがあったから3年間頑張れました」という言葉をもらうこともあって、それがとても励みになって、頑張って良いものを届けたいと思えますね」と教えてくれます。 大手メーカーでは、グラブの作り手の顔が見えないことが多いですが、ユーザーとの距離感が近く一人一人の顔を思い浮かべながらグラブ製作ができることがやりがいに繋がっているといいます。

関ケ原から世界を目指す

 宮川さんに、今後の大きな野望は何ですか?と尋ねると「RAG世界に通用するブランドにすることですね。もちろん最終目標はアメリカ進出です。」と力強く語ってくれます。
アメリカは大手メーカーのシェアが大きく、参入障壁が高い市場環境ですが、一定の認知を獲得することができれば入り込める可能性はあるはず。その大きな目標に向けて、まずは野球が盛んな台湾・韓国などのアジア圏への進出に向けて準備を進めていると教えていただきました。
 「関ケ原は、日本人なら誰でも知っている地名で海外の人も知名度がある。実はうちのグラブには、MADE in SEKIGAHARAの刻印を押してあるんですよ。この地から世界に向けて発信できた嬉しいですよね」

 ビッグウェンズデーでは、更なる成長に向けて、設備投資と人材確保を進めています。令和5年には、工房を拡張し、最新の裁断設備を導入することで一貫生産できる体制を整えました。 また工房拡張と同時に、元々RAGユーザーだった高見さんが、人を感動させるグラブを自分でも作りたいという思いからビッグウェンズデーの門をたたき、新たなスタッフに加わりました。

 「グラブ製作は未経験でしたが、代表の宮川さんからの指導を受け、今ではミシンも扱えるようになり、徐々にできることを増えてきました。早く一人前になって自分の作ったグラブをユーザー様へ届けたいです」と高見さん。技術を身に着けるまでには時間がかかりますが、正社員となって責任を感じながらも一人前のグラブ職人を目指して日々奮闘されています。

もっとお多くの方にファンになっていただけるようブランド力を高めていきたい。

 今後さらにブランドの認知度を高めるため、宮川さんは今後ブランディングサイトを立ち上げることを計画しています。「サイトを通じてより多くの方にRAGのことを知っていただきたいと思っています。野球グラブ自体はスポーツ用品店経由で購入していただきたいのですが、例えば、革の端材を使った小物や、チームT シャツなど、ECサイトを通じて販売していくことでRAG de Lionのファンを増やしていきたいと考えています。」

新商品を一緒に開発してくれるパートナー企業を募集中!

 宮川さんは、新しい要素を取り入れた革新的な野球グラブを生み出したいと考えています。「バスケットボールの革素材を背面に使用した野球グラブがあるように、例えばタオル素材やエアバッグの廃材なんかを使ってもいいと思うんです。その材質を活かして新しい機能性やデザイン性を持つグラブが生み出せたら面白いと思います。」「あとは逆に野球グラブを作る過程で発生する革の端材を活用して新しい商品に生まれ変わったらいいですよね」と宮川さん。
 ビッグウェンズデーでは、SDGsやカーボンニュートラルなども意識しながら、環境にも配慮した今まで誰も見たことがない唯一のグラブを作り上げるため、一緒に新商品開発に取り組んでくれるパートナー企業を募集しています。

企業情報

BIG WEDNESDAY
会社名 BIG WEDNESDAY
設立 2013年
代表者名 宮川涼
事業内容 野球グラブの製造
本社住所 岐阜県不破郡関ケ原町大字松尾2-7
電話番号 090-6801-5140
役員数 1名
従業員数 1名